伊藤正彦大学院人文社会科学研究部長が安徽大学を訪問しました
大学間交流協定の更新と今後の交流強化のため、伊藤正彦大学院人文社会科学研究部長と楊纓准教授(大学院人文社会科学研究部)が、2025年9月21日から24日の日程で中国?安徽大学を訪問しました。
安徽大学は25学部をもつ国立の総合大学で、中国の重点大学に指定されています。特に人文社会科学分野において高い実績を誇り、伊藤研究部長が長年交流している「徽学研究中心」は、中国の徽州文書研究の国内拠点として知られています。
? 熊本大学と安徽大学とは2015年に大学間交流協定を締結して以来、学生の短期交換留学やサマースクールなどを通じて活発な交流を重ねてきました。また、両大学の研究者は共同研究や研究会での発表を通じて学術的なつながりを深めており、陳雪日本語学科長は本学文学部で客員研究員を務めた経験があり,本学のリエゾンプロフェッサーも務めていただいています。
? 今回の訪問では、伊藤研究部長が新たな大学間交流協定書を持参し、胡学文国際部長、張小坂徽学研究中心副主任、陳雪らと懇談しました。面談では、これまでの研究交流を振り返るとともに、今後のさらなる協力体制の強化や学生や研究者交流の拡充について意見が交わされました。
? 熊本大学と安徽大学は、学術研究と教育交流の両面で緊密な関係を築いており、今回の訪問を契機として、両大学の絆が一層深まり、国際的な学術ネットワークの拡充につながることが期待されます。
集合写真
胡学文国際部長(安徽大学)と伊藤研究部長
陳雪 日本語学科長(安徽大学/熊本大学リエゾンプロフェッサー)と伊藤研究部長
伊藤研究部長による講義の様子